SnowpeakのエントリーパックTTのヴォルトに付属しているペグは使い勝手が良いなんていう記事を以前書きましたが、やはり曲がってしまいました。
今回はエントリーパックTTのヴォルトのペグは買い換えた方がいいという話をしたいと思います。
先日のグリム冒険の森で曲がる

先日グリム冒険の森でヴォルトを張った時にペグが何本かひん曲がってしまいました、、原因は硬い地面とかそういうことではなく、引っこ抜き方の方向が差し込んだ方向とは違う方向で引っこ抜いたためだと思います。
意外とあっけなく曲がるもんなんですね。もう少し強度があるのかなと思っていましたが、やはりジェラルミンとは言え、鍛造に比べると弱いのかもしれません。
気をつけるのは差し込み方向に沿った抜き方
今のヴォルトのペグを上手く使い続けるためにはペグを打ち込む場所の問題もあると思いますが、それよりも大事かなと思うところはペグを抜くときの方向です。打ち込みの際の方向と真逆に引っこ抜こうとすると確実に曲がります。想定されている力とは違う力に弱いみたい。
ペグを打ち込むときは、テントとは反対側から打ち込むので、当然抜く時もテントとは反対側に立って抜くのがセオリーですが、これを垂直に抜こうとしたり、テント側に立ってペグが刺さっている方向と逆に抜こうとすると簡単に曲がってしまいます。
もう一つ気をつけるのはペグを打ち込む際の角度
要するにハンマーを当てる際にはペグの延長上を振りかぶってペグの打点に気をつけて打ち付けましょうということです。

もう少し細かく説明します。ヴォルトのペグはクエスチョンマークのような形をしています。エリッゼステークやソリッドステークはペグとハンマーが当たる打点が平面なので、明確にここを叩けばペグが地面に刺さっていくということがわかりますが、ヴォルトのペグはペグの打点の箇所が曲面かつ丸みを帯びているので、打点に当てるのは難しいです。
なので、ヴォルトのペグを地面に刺す際はペグの打点に意識するというよりも、ペグの延長戦にハンマーを振り上げ、振り下ろすことを意識した方が上手くペグにあたります。これはエリッゼステークやソリッドステークよりも難しいのではないかと思うところです。
短いので強風でペグが剥がれる
これは正直いってびっくりしました。
具体的にはヴォルトと地面を1.5や2mの張り綱でつなぐ際に使用するペグのことを指しています。
たしかに今回その箇所のペグを差し込む際に出来るだけ張り綱とペグの角度を垂直にして差し込むということを気をつけましたが、そうであっても強い風であればペグが地面から盛り上がって地面から外れそうになってしまいます。
運良く僕の場合は、ペグが地面から完全に出てしまい、ペグがどこかに飛んでいくということはなかったのですが、場合によってはペグが飛んで行ってしまい、人に当たったり、車に当たったりと事故につながります。これは良くないです。
ペグを奥まで差し込む、ペグを差し込む角度を寝かせすぎない、柔らかすぎる土には差し込まないなどと対策はあるかもしれませんが、やはりソリッドステークスの予想やエリッゼステークのような鍛造のペグで、かつある程度の長さがあるものを用意した方が良いのかなと今回は思いました。
ペグを変えるならオススメはエリッゼステーク

結論から話をしてしまうとペグは村の鍛冶屋さんのエリッゼステークがオススメです。鍛造ペグでかつ値段もお手頃だと思います。
もっと安い鍛造ペグも売っているには売っていますが、僕は使ったことがないので、おすすめができません。
もし、もう少しお金を出せるのであれば、 Snowpeakのソリッドステークがおすすめです。 SnowpeakのエントリーパックTTのヴォルトには純正の Snowpeakのソリッドステークが1番合うと思います、
ただ、ここだけは注意しないといけないのは純正品でないとスペッグが出ないというわけではないと思います。別にソリッドステークはヴォルトに合わせたチューニングをしているわけではないと思います。
そういった意味でもサードパーティー製の製品でも良いと思いますし、コストパフォーマンスが良いと個人的には思う、エリッゼステークをオススメするわけです。
末長く使えるペグをお勧めします。
昔はアルミペグ主流というか、ほとんどがアルミでペグは消耗品というイメージが強かったそうです。
ただ、最近になって Snowpeakを筆頭に鍛造のペグが作られ、ペグイコール消耗品というイメージは 払拭されつつあります。それはとても良いことで、使いまわすことができるものはコストパフォーマンスがいいですし、お財布にも優しいです。
また鍛造ペグは強度も強いために地中の石くらいならば砕いてそのまま地面に突き刺さってくれますし、簡単に折れたり曲がったりすることはほとんどないと思っていいです。
みなさんも是非鍛造ペグを購入して硬い地面に力一杯ペグをぶっ刺してみませんか?
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