次女と一緒にグリム冒険の森へ。地震があったりして大変だったけど無事に帰ってこれたという話

キャンプレポート

さてグリム冒険の森に次女と2人でキャンプをした記録の第二段です。

携帯を忘れたり、ご飯が粗食だったりとかなりドタバタしたり大変なキャンプになりましたが 、まだまだ大変なのでそのへんの記録をご紹介したいと思います。

夜の写真を頑張って撮る

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ぼくは三脚を持っていません。以前は持っていたのですが、どこかで紛失してしまい、今はSLIKの一脚を使用しています。

このSLIKの一脚はとても便利で安定感に少し欠きますが、三脚のような使い方ができます。一脚の先が三脚になっていて、自立してくれるのです。

なので、夜景の写真を撮るときは、NIKONのD300を持参してこの一脚と一緒に夜の写真を撮ってます。

ただ、先ほども書いたように安定感があまりないので、キャンプ場のような平でない地面の時はうまく自立できないことが多く、やはりキャンプ時には三脚が必要だと思います。

今回は雲が厚くて全く星が見えませんでしたので、LEDランタンで灯したテントサイトを撮影しました。

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ランタンの灯りが白いのであんまり雰囲気がでませんね。仕方ありません。

あとは焚き火とウッドチェアです。

シャッタースピードをもっと落としたかったので、うまくいきませんでした。まだまだ使い方が十分ではありませんね。勉強あるのみです。

蛍に遭遇

今回淡い期待を寄せてはいたんですが、管理棟の方に聞くと「時期がまだでうちはあんまりいないよ。」と言われ残念に思っていた蛍ですが、本当に偶然2匹だけ出会うことができました。

とっさのことでしたし、シャッターに抑えられるほどたくさんいなかったので、写真には残せませんでしたが、とても綺麗な光を放ちながら優雅に飛ぶ姿きは感動させられました。

ぼくは子供の頃はあまりアウトドアに行く子供ではなかったので、蛍なんてものは見たことありません。ぼくの記憶の限りでは生まれて初めてです。

子供達にも見せたかったのですか、次女はすでに眠ってしまっていたので、見ることは出来ず。残念でした。

夜中風で起こされたらタープが飛ばされそう

23時には就寝をしたのですが、夜中とんでもないバタバタという大きな音に起こされました。何だろうかとテントから出て確認をしたら、えらいことに。

タープトペグをつないでいるロープのタープ側の結び目が2箇所ほど取れてしまいタープが天高く舞い上がろうとしているではありませんか。ほかのロープはしっかり繋がっていたので、タープがflyawayすることはなかったのですが、5月の鯉のぼりのようにたなびいています。これは流石にびっくりして目が覚めてしまいました。

大急ぎでタープを捕まえ、再度結びなおしましたが、やはりロープの結び方は自己流ではなく正しい結び方を覚えないといけないですね。

昔覚えた釣りの糸と針を結ぶための結びかを我流で少し変えたような結びかではダメだということがよくわかりました。

でも今更新しい結び方を覚えろって言われても夜中の2時で頭がボケっとしている状況では全く覚えられませんので、次回に覚えようと思います。

何とか応急処置をしてとりあえず寝ました。

朝は次女に起こしてもらう

まず5時過ぎに一度起きてきた次女に叩き起こされました。ただこの時のことはあんまり覚えていません。「お願いだからもう少し寝かせてー。」と懇願したと思います。

次に6時半。今回は次女におしっこーと言われ大急ぎで起きました。

外はあいにくの少雨、そして大風です。

「こりゃ、初の雨撤収だな」と覚悟しながらトイレに行き、朝食の準備です。朝食はサンドイッチにコーヒー、子供はコーンスープを考えていました。サンドイッチには昨日のアボガドを使おうと思っていましたので、晩御飯では残してましたから。

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でも、昨日の晩にパスタを茹で過ぎてしまって、だいぶ残ってしまっので、朝ごはんは茹で過ぎたパスタと残りのアスパラを醤油で炒めて和風パスタを作り、アボガドはまた醤油で刺身のようにして食べました。

昨日の晩御飯とほとんど同じレシピに次女から怒られるかなと思ったのですが、意外と全く何も言われず。ただ、「パスタの油が多過ぎ!」と怒られてしまいました。やっぱうちの次女は長女と違って油っぽいものは苦手みたいですね。

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最終的には雨撤収

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なかなか雨が止みません。というかダラダラと細かい雨が降っています。

このままだと雨は続きそうです。正直待っても雨が止むことはないだろうと判断して、雨撤収を心に決めました。

次女は相変わらずのんびりしており、シャボン玉をしたり、その辺にある木を拾ってはだだっ広いキャンプ場でブンブン振り回して遊んでます。誰もいないキャンプ場ですからいつもだと「こら!ら誰かに当たるから木を振り回すな。」と叱るのですが、今回は、「おーい、あんまり振り回すと自分に当たっちゃうから気をつけてな。」程度の注意で終わってしまいます。

心の余裕ってすごいですね。いつもこんな風にいたいものです。

エントリーパックTTの雨撤収方法

これはまた別機会にブログの記事にしようと思うのですが、エントリーパックTTの雨撤収方法のポイントはせめてヴォルトのインナーだけでも完全乾燥というのが僕の方針です。

うまくやる方法があるので、その辺はまたいずれ。

でも雨撤収のことを踏まえてできるだけ大きなゴミ袋は用意されることをお勧めします。うちは念のために70Lのゴミ袋を用意しました。

これだとひとつのゴミ袋にヴォルトとヘキサタープのふたつをある程度ごちゃっと入れても十分に入ります。

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ということは40Lのゴミ袋をふたつ用意すればヴォルトとヘキサタープは車を濡らすことなく自宅に持ち帰ることができるということです。40Lのゴミ袋であれば、自宅で通常使用しているものでしょうし、わざわざ70Lのゴミ袋を買う必要もありません。

またタープは1番最後に片付けることをお勧めします。雨よけの場所を確保しなければいけないからです。荷物の中でもうちならばコーナンラック、コーナンすのこスタンド、無印良品の頑丈収納ボックス、クーラーボックス、テーブル、椅子なんかを置いておくための場所を確保するためにうちはヘキサタープを1番最後に積み込みます。

そんなに「なるほど、こりゃすげえ」というわけではないのですが、雨撤収の参考にしていただければと思います。

撤収の際にあの地震に遭遇

思い出しても恐ろしいというか大変な体験をしたのが、撤収の際に僕たち2人に襲いかかった大地震です。6/17の8時くらいはちょうど雨撤収を決意し、片付けの計画を立てていたタイミングでした。

キャンプでは地震は感じにくい

地面の上にいた僕は最初少し違和感を感じました。最初はめまいかなと思ったのですが、車を見ると車が縦揺れしているではありませんか。最初は次女が車に乗って遊んでいるのかなと思ったのですが、次女は来るから離れたところで遊んでいます。

混乱しつつ冷静に対応

どう考えで普通じゃない!地震?何が起こったのか?と混乱をしたのですが、すぐにこれは地震だと理解し、次女を呼び寄せて、直後に来るかもしれない余震に備えて身を潜めていました。

余震がないことを確認し、急いで妻に電話。ちょうど小学校の通学時の地震だったので、見守りをしていたPTAの方々の迅速フォローによりことなきを得ました。

自宅は大丈夫

家は戸棚の扉が開いていたためにいくつかのお皿が割れていたり、本が倒れたりしていたみたいてますが、妻も三女もけがはなく妻は出勤、三女は保育園に通園できたとことでひと安心です。

次女は全く起こった状況が理解できていないみたいで、この後行うそうめんのことで、頭がいっぱいでした。

っていうかこんな大きな地震があったのに流しそうめんするの?次女さん。

流しそうめん決行

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結論としてはやりましたよ、流しそうめん。キャンプ場の方も「地震大丈夫?」とかなり心配していただきましたが、次女が是が非でもやるんだ!これをやるためにここに来たんだ!という強すぎる意思がガンガンと表に出ています。ここで、やらないといつやるんだ!と僕も触発されて、当初昼に実施する予定だったものをキャンプ場の管理人さんに無理を言って10時半からの実施となりました。

とんでもない喜びよう

流しそうめんをすることになったとわかった次女の喜びようと言ったらとんでもない喜びでした。盆と正月がいっぺんに2回来たんだじゃないかと言わんばかりです。

それくらい楽しみにしていたんですね。

流しそうめん楽しい

テントサイトの片付けは1時間くらいで終わらせて早速管理棟にあるそうめん流しのエリアへ。そこにはそうめんを今か今かと流さんばかりに間違えているおじさん、、、ではなく「こんな雨で大地震の日によく来たね。たのしんで流しそうめんしてね。」と優しそうなおじさんが。

次女は我先にと流しそうめんの竹の前に陣取り今か今かとそうめんが流れて来るのを待ちます。

管理人のおじさんとの超連携

おじさんは「さぁ、今から流すからな。ちゃんと頑張ってとるんやでー。」と常にそうめんを流すたびに声をかけてくれます。

次女は待ってました!とばかり流れて来るそうめんを必死で箸で取りつにゆつけて食べていくのですが、その姿は必死におっぱいに食らいつく赤ちゃんのようです。

つい2週間前にも同じ場所で流しそうめんをしたのにこんなテンションマックスで流しそうめんにのめり込む姿を見ていると、幼稚園の日課の絵日記や、ピアノの練習もこれくらい必死に頑張ってくれたらとお父さんは思ってしまいます。

食べっぷりにみんな満足

キャンプ場の管理人のおじさんはあまりにもうちの次女が美味しそうにそうめんを食べるので、これまた喜んでくれてました。まるで孫を可愛がるおじいちゃんのようです。

そんなこんなで次女の幸せな時間が終わってしまいましたが、次女は大喜びの大満足でした。

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管理人のおじさんも大満足。僕も大満足。ということで自身の怖い思いを忘れさせてくれるとても楽しいひと時でした。

帰りは下道で約3時間半

幸せの流しそうめんは終了して、グリム冒険の森を出発です。今回大地震のせいで、高速道路は通行止めや速度制限があって高速道路での帰宅は諦めて下道で帰ることにしました。

ただ滋賀県から京都に帰る経路で下道というのはとても混む場所があるので、それでなくとも高速道路が使えない中ですから、余計に混むことは覚悟をしました。

ナビでは2時間15分くらいを走行時間として定義していましたが、おそらくプラス1時間はかかるだろうと予想します。

こういう渋滞の時って何に気をつけないといけないかって子供のトイレです。我慢することができないので、ある程度事前に済ませておくことが大事ですし、事あるごとにトイレについて聞いてあげないといけないと思っています。ただ、あんまり聞いてあげると子供だってプライドや羞恥心はありますから、その辺の塩梅は注意してあげないといけないです。

で、結局かかった時間は3時間半でした。やはり京都と滋賀県の県境のエリアは全く動かずで子供と一緒にアナスタシアのDVDをしっかりと見てしまいました。あとで、次女に「アナスタシアってメッチャ面白いなぁ。」というと誇ったかのように「当たり前!」と一言。別にあなたを褒めた訳ではないのよ、と言いたかったのですかわ、また怒られるのでやめておきました。

今回のキャンプの反省

次女と2人のキャンプは初めてのことばかりでかなり大変でしたが、とても面白く次女のことを新たに知ることができたとても有意義な時間だったと思います。

あんなに夜に強いんだなとか、やっぱり脂っこいものは苦手なんだなとか、2人でいるとやたらとイチャイチャくっついてきてなかなか愛い奴だなとか。

こんな新しいことや今まで知っていたことを改めて知ることができたとても有意義なキャンプでした。

ただ、やはり反省点もあり今後のキャンプの参考になることがたくさんあったので、その辺を簡単にまとめておきたいと思います。

タープとテントの張り綱の結び方

夜中に張り綱とタープが取れてしまい、タープが飛んで行ってしまいそうになるハプニングがありました。

やはりきちんとした結び方を覚えておくべきです。今度のキャンプの時にはその張り綱の結び方をしっかり覚えておくようにしたいと思います。

ウォータージャグの必要性

夏場のキャンプは水遊びもしますし、手を洗ったりと水の大切さを感じました。いつもは飲み水はペットボトルに入れていますが、水を蓄えるタンクはいるなと思っています。

料理のレパートリーを増やさないと

今回はほんと簡単に済ませました。

でもパパと行くキャンプはご飯がまずいなんて言われてしまうとショックですので、簡単でちょっと豪華、かつ彩もよく、栄養バランも良いものを考えないといけないです。

そんな都合の良いものあるんかい!なんて言われそうですが、なんとかして考えたいなと。

調味料を入れておかないと

さっき書いた料理の話と重なってしまいますが、調味料がなかったがために味に彩がなかったように思います。

調味料は自分のリストの中に入れておき、必ず持参するようにしないといけません。

うちのコンロは風に弱い

風が強いせいで火力が安定せずにお湯を沸かすのに時間がかかってしまいます。

特に今回はパスタと野菜を茹でるということでお湯を大量に使ったのですが、なかなかお湯が沸かず調理に時間がかかってしまいました。それでなくても調理スタートが19時近かったので結構焦りました。

こうした天候に左右されることのないような調理器具が必要だとは思いました。一番欲しいのはイワタニのタフまるです。剛健質実なボディーがそそります。でも価格も結構そそられます(というかおののきます。)

という点を課題として書きましたがゆっくりと解決をしていきたいと思っています。

今度は長女とキャンプでしょうか。たまに家族のメンバーのうちの誰かと一緒に行くというのも楽しいかもしれませんね。

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