燻製の一軍はチーズ、ナッツ、ベーコン、ササミに決まりという話

キャンプ料理

グルキャンで、「何か家ごとに料理を用意しましょう」なんていう話になると僕は燻製をするようにしています。

事前の準備は少ないので、すぐに現地でできますし、とても簡単にできる燻製もあるので、重宝しています。

今回は簡単にできて、評判の良い燻製3品をご紹介したいと思います。

燻製で使用する機材

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まずは僕が使用している機材、スモーカーについてです。

どのスモーカーを使用するのかによってできる燻製の種類が変わってきます。

キャメロンズ

形はドカベンタイプです。

このタイプのスモーカーは平面席は大きくて色々な食材をたくさん置くことができるのが特徴ですが、高さがないので、どうしても燻製チップや木から距離を話すことが出来ず、熱燻になってしまいます。

本当は温燻もしてみたいのですが、機材の関係上出来ないのがちょっと今のスモーカーの残念なところではありますが、大人数でのパーティーの際はこのスモーカーがとても役に立ちます。

桜チップ

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キャメロンズのスモーカーは高さがないので、スモークウッドは使えません。なので、チップを使うのですが、うちはもっぱら桜のチップです。

匂いの癖があまりないので、重宝しています。

大量に購入したので、しばらくは桜のチップでいこうと思いますが、もっと凝るようになったら食材によってチップを変えるなんてこともしてみたいです。

食材について

食材ですが、今回は4つの種類の食材をご紹介します。どの食材も簡単ですが、ササミだけはちょっと下準備を要します。でもこの下準備をすれば、他の食材も可能ですので、ぜひお試しください。

チーズ

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チーズの燻製は簡単にできる燻製の一つですが、一点だけ注意しないといけないことがあります。

それはです。高温になるとチーズが溶けてしまいます。

キャメロンズのスモーカーは熱源であるチップが材料から近いです。なので、チーズが熱で溶けてしまう可能性があります。

なので、チーズを燻製するときはまず中火でチップに火をつけてから弱火にしてじっくり15分から20分くらい燻してあげると美味しくできます。

また、出来上がったら少し時間おいておくとより美味しく食べることができます。

これは、できてすぐは柔らかいので、時間を置くことで硬くなり、元のチーズの状態に戻ります。

時間を置くことで、燻製の状態が安定して味がなじむようになるというのも時間をおいた方が良い理由です。

ナッツ

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こちらはとても簡単にできる燻製です。温度管理もへったくれもありません。

アルミホイルなどで受け皿を作り、その上にナッツをおいて、熱燻です。10分位でピーナッツに色がついてくると思いますので、それで出来上がりになります。

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注意事項として強いて言うならば、ナッツを入れる際に、積み重ねて入れないようにしたほうがい良いと思います。下の方にあるナッツには色がつきにくくなります。

ベーコン

こちらも熱燻で行う燻製の中でも簡単な方だと思います。

スーパーなどでベーコンの塊が売っていますので、それを購入します。僕は西友で売っている塊ベーコンを購入しています。

ベーコンの塊はかなり厚さがあるので、カットをしてから燻製にしたほうがいいと思います。

熱燻でじっくりといぶしてください。僕は20分以上行っています。表面が色ついたらいいというわけではないです。中まで火を通してから食べるようにしてください。

中の目安ですが、串などを刺して抜いたらそれを指で摘んでください。ちょっと熱いかなと思えるくらいで結構です。

燻製ができたらカットして食べてください。もし余ったら翌朝の朝食に出しても良いのではないでしょうか。僕はサンドイッチを朝食に食べますが、そのときのパンに挟んで食べたりしています。とても美味しいですよ。

ササミ

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この調味料を混ぜて、ジップロックの袋に入れておきます。その中に、ササミを入れて冷蔵庫に入れ、半日ほど置きます。

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半日おいた、ササミはお皿に出して、そのまま冷蔵庫に1日入れいます。

これはちょっとだけ手間がかかります。

というのも、前日にソミュール液という液体につけて半日ほどおいておいた上で、一日冷蔵庫の中にサランラップを敷かずに置くということをします。その手間が掛かる分ちょっとめんどくさいかもしれません。

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ソミュール液というのは、燻製の中では塩漬けという処理に使用する液体のことで、味付けと素材の余分な成分を外に出す、長期保存を可能にするという目的のために行います。

僕は長期保存は行わないので、あくまでも味付けのための処理としてソミュール液は使用しています。

ここで、今回のササミの燻製をするにあたって作ったソミュール液のレシピのみご紹介します。ここでは、ササミ1パック(約200g)で使用するソミュール液です。

  • 醤油 大さじ2杯
  • みりん 大さじ2杯
  • 酒 大さじ2杯
  • 水 大さじ2杯

これは、水分を飛ばすためです。燻製をする上で水分というのは苦味や酸味に繋がりますので、その嫌な味をなくすために水分を少しでも飛ばしておくということをします。外で干しておくのもいいのでしょうか、虫や鳥が来るのを避けるために冷蔵庫の中に入れます。

後は、熱燻で15分から20分位でしょうか。これも串に挿して、抜いた時にちょっと熱いかなと言う程度でいいです。

その後にさっとバーナーに炙っても美味しいと思います。

将来的にスモーカーを買い替えたい気持ち

将来的にですが、スモーカーを買い替えたいなと思っています。

候補は2つです。一つはSnowpeakのコンパクトスモーカー、もう一つUNIFLAMEのフォールディングスモーカーFS-600です。

Snowpeakのコンパクトスモーカー

こちらは僕が今持っているキャメロンズのスモーカーとほぼ形は同じですが、キャメロンズのスモーカーよりも、高さがあるので温燻ができるんじゃないかなとちょっと期待をしています。

Snowpeakの定員さんにちょっと聞いてみようと思います。

UNIFLAMEのフォールディングスモーカーFS-600

こちらは高さがあるので絶対に温燻ができます。また折りたたむことができるので、収納性がとても良いのではないかと思っています。

これは背丈があるので、吊るしながら燻製をすることができます。お魚やつるしベーコンなども可能です。

燻製はグルキャン、ソロキャンで活躍すると思います

僕は、燻製はグルキャンでよくやっています。グルキャンでは食事をどうするのかということを皆さんよく考えられると思います。

でもおつまみってなかなか考える人がいないんですよね。子どもたちがご飯を食べた後、寝た後に大人の焚き火時間の時に燻製を出すと喜んでいただけます。

後は、ソロキャンの時に一人でゆっくりとしてみたいなと。14時位から行って、18時くらいに出来上がり、それをゆっくり食べながらお酒を飲む。いいですね、やってみたいです。

ということで、簡単にできる燻製のお話をしました。ぜひ皆さんも楽しい燻製ライフをお過ごしください。

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