物欲満載のキャンプ熱がおさまった後に考えたい永くキャンプを続ける方法の話

キャンプよもやま話

最近思うのですが、以前まで熱々だったキャンプ熱がだいぶ冷めてきたなと感じています。

キャンプ熱というかキャンプギア熱、要は物欲ですね。あんなにあったのに今は抜け殻のようになってしまっています。

ただ、キャンプについては末長くゆっくりじっくり続けて行きたいなと思う気持ちもあり、永くのんびりキャンプを続けていくためには自身としてどうしていくのが良いのかについて少し考えてみました。

年間○泊出撃だ!とは思わないように

以前まではキャンプだキャンプだとはしゃぎ回っていたわけですが、熱が冷めて行く回数が減ってしまっているのが現状ですよね。

ただ熱かったときのことも考えてしまうので、つい気持ちとして、「あー、あの時はめちゃめちゃいってたのに今は全くだなぁ」なんて少し卑下してしまうわけです。

決して行かないことが悪いわけではなくて今は気持ちが下火になっているだけなんですよね、

そんな自分に対する簡単なアドバイスというか声かけについて紹介します。

いつ行くと楽なのかを考える

行かない理由なのか、いけない理由なのかは分かりませんが、回数が減っていてでも行きたいのであれば、行きやすいタイミングで行くことをお勧めしています。

僕としては夏のキャンプは難易度が高いと思ってます。特にファミリーにはきついんじゃないかな。

なので秋や春、冬のキャンプをお勧めします。冬はちょっと、、、という方も電源サイトであれば電気ストーブ一台持参すればある程度は寒さを防げます。夏の暑さは道具ではなんともできないところもありさますが、冬ならば道具でなんとかなります。

ということで季節を絞って行きたい時期に行く!これがオススメです。

行かなくちゃと思わない

これは考え方の問題です。行きたいなと思えば行けば良いですし、ちょっと嫌かなぁなんで思えば行かなければ良いんです。

行きたいと強く思った時だけ行けば良いと思います。以前はどうとか関係ないっす。

年間3泊でもいいじゃいないか

過去に年間10回くらい行っていたのに、、、。でも今はなんて思わないでください。年間2回しか行かなくったってキャンパーには変わりません。

子供がいればライフスタイルも変わります。奥様や旦那様の熱の入り方で行く頻度は変わるものです。

つい行く回数だけを比較して一喜一憂してしまいがちですが、人によって年によって違いは出てくるものです。

ソロという選択肢

これはおおすめしているわけではありませんが、ご家族に理解があるのであればソロキャンプも良いかもしれません。

僕は2018年に妻や子供を説得してソロキャンプに2回行ってきました。とても楽しかったです。

ただ、後で聞いたのですが、子供達からはパパだけ楽しんでずるいと怒られました。それ以降はしばらくはソロは控えようと心に誓ってます。

というように多少の危険もありますが、もし行かれるならばソロキャンプという選択肢もあるのかもしれませんね。ただ、ご家族にはしっかり伝えておきましょう。

長く使えるギアを取捨選択

キャンプに行く回数が減るということは使用するキャンプギアが手持ち無沙汰というか使用されない期間が発生してしまいます。

ただ、そうであったとしても僕個人的には末長く使うことができるキャンプギアを選んでいただきたいし、そのためには安いギアをあまり買わない、さけた方が良いのではないかと思います。

安いだけのものを選んでませんか?

長く続けて持てるものとしてある程度高価なものというのがあると思います。

例えばランタン。ケロシンランタンとして有名なのはペドロマックスです。価格でいうと30,000円を超えてきます。

一方ケロシンランタンでも価格が安くてお求めやすいものとして中国製のシーアンカーがあります。このシーアンカーは5,000円くらい出せば購入できます

ただこのシーアンカーは作りがめちゃ微妙です。購入してもすぐに使えるものは稀で、修理しないと使えないものが多いそうです。

という2つのケロシンランタンですが、どちらを買う方が良いのでしょうか。

一概には言えませんが、僕はペドロマックスにお金を出し、すぐに使う方が良いのではないかというのが意見です。

すぐに使える方が楽ですし、簡単です。扱いに手間取るものは根気がないとすぐに使わなくなってしまう可能性が高いように思います。

つまり長く使うというのは飽きずに使うということであり、そのためには品質の良いものを選んだ方がいいという考えです。

もちろんこの考えは僕個人の考えです。正しいかどうかわかりません。安く買って長く使えた方かいいに決まってます。愛着が沸くかどうかは価格とは関係ありません。でも、僕個人の感覚としては安いものを買うと愛着は薄くなりやすいように思いますので、あえて安いものに対してイチャモンつけたような感じにしてみました。

流行ってるとからという選択肢

あと気をつけないといけないのが、流行に乗り遅れるな感を出して買ったギアです。

たとえば、DoDのカマボコテントが挙げられるのではないでしょうか。

確かにデザインも良いし、カラーもかっこいい、価格も抑えつつとコスパの高いキャンプギアだと思います。

ただ、少し設営に時間がかかるのが玉に瑕というか大変です。以前カマボコテントの設営で揉めまくっている夫婦を見ました。

暑い中、ご夫婦でテントを立てているのですが、なかなか立てるのが難しいのかかなり手間取っておられ、やり直しをされたりもしていました。

2ルームテントは自身も立てたことがないので、お手伝いのお声がけができなかったのですが、あまりにご夫婦が好戦的な感じだったので声がかけずらかったということもありお助けすることはしませんでした。

確かに流行りのものはかっこいいですし、欲しい気持ちもあります。でもかっこいい、イコール設営しやすいわけではありません。初心者に必ずしも優しいわけではないわけです。

キャンプ外でもつかえるもの

これは僕は一番大事なことだと思ってます。

例えばキャメロンズのスモーカー。これはIHでも使える薫製器です。

自宅で薫製をして子供たちに食べさせたりしていますが、自宅で支えてキャンプでも使えるギアというのはとても良いなと思いました。

もしキャンプをしなくなったとしても自宅で使うことができるようになりますし、実際に自宅で使っても十分使えるものを選んでおけば家庭用のグッズよりも収納面などは優れているので、とても便利だと思います。

後僕が持っていて便利で重宝しているのが、SOTOの ST-301です。これは本当に使い勝手が良くてコンパクトで僕が購入した中で一番なくらいのギアです。僕は単身赴任の際はこのバーナーを使用していました。自宅でも今はIHのポータブルコンロを使用していますが、それを買う前はこのバーナーを使用していました。

またSnowpeakのIGTテーブルは自宅でたくさんの人が来た時の追加テーブルとして使用をしています。これもデザインもよいですし、強度もしっかりしているので自宅用のテーブルとしては一級品だと思います。

またハイランダーのハードクーラーボックスは、例えば夏場に買い物をしたものを入れて腐らせないようにするための対応をすることができます。

またソフトクーラーボックスでSnowpeakのソフトクーラーボックスを使用していますが、これは例えばコストコなどで購入したものを詰め込むことができるので重宝しています。冷却のパワーはあまり十分ではないというところはちょっとだけデメリットかもしれませんが、ソフトクーラーボックスで十分な収納力というのかなり家庭生活でも使用することができます。

保管が効くギアを購入

なかなかキャンプに行く機会がないような感じになると、どうしても保管の問題があります。例えば保管することで形状や品質が変わってしまうことがあったり、長期の保管はできないような商品もあります。

ですのでキャンプに行く機会が少なくなっているのであれば、できるだけ保管が簡単にできる、かつ長期間保管ができるというものを選んでいただいたほうがいいと思います。そういった話をします。

ポリエステル幕は加水分解が怖い

テントは何が保管に適しているんでしょうか。僕としてはポリのテントは保管場問題があると思ってます。

その際たる理由が加水分解です。加水分解とは防水性を持たせるためのポリウレタンコーティングが劣化する現象のことだそうです。

テントの生地が悪くなるわけではないのですが、防水加工がなくなり、テントの生地がベタつくというのはテント自体が悪くなるのとさほど変わらないと考えると加水分解するポリウレタンコーティングのあるポリエステルテントというのは、長期間使わずに保存するテントとしては適していないのかなというのが、所管です。

ウッド系は腐る、スチール系はさびる

これを言ってしまうと一体何を使えば良いのかと言われそうですが、可能性としてはあり得ない話ではないので、敢えて言おうと思います。

例えばラック。ウッドラックとアイアンラックがありますが、使う頻度が少なくずっと保管すれば、いずれ錆びたり腐ってきてしまうと思います。

僕の対策としては自宅やキャンプ以外で使うかどうかというのがポイントだと思います。

例えば自宅のベランダで座るためにキャンプの椅子を使う、ハイキングで使用する、子供の運動会で使う、といったように何かしらどこかのタイミングで使用することがあるのであれば、その時に使えるキャンプギアって何かなと思いながら、買ったりすると使用頻度が上がり腐敗や錆びとは無縁になるのではないかと思います。

電池を入れるタイプは漏電に注意

キャンプギアで電池を使うものっていうとLEDランタンですね。うちが持っているのはスマイルランタンという子供達専用のランタンです。

めちゃめちゃ可愛いので、子供達も喜んで使ってくれています。

このスマイルランタン は単四電池4本で動くのですが、電池はずっと入れたままにすると中の液体が漏れてしまうこともあるようです。

時々子供のおもちゃで長時間入れたままにしておくと中の電池がカピカピになってしまっていることってありませんか?そういうことです。

なので、使用しないときは電池を抜いておくのが良いのですが、めんどくさいという方もいますよね。

そいうう方はLEDランタンでも内蔵バッテリーが入ったもの使えば電池の抜き差しの必要もないですね。ただ、内蔵バッテリーも使用せず放置していると悪くなってしまうのと思うので、あんまりよいとはいえないかもしれませんね。きちんと電池は抜いておいた方が良いかもしれません。

子供たちの成長を加味する

子供が成長すれば子供たちの世界が生まれ、家族との世界はどんどんと小さくなってくると思います。

つまり子供たちと過ごす時間が減ります。

その中で同キャンプを続けていくのかについて少し話をします。

いつまで一緒にキャンプに行ってくれるか

家族全員がキャンプに参加してくれるということはどんどん少なくなると思います。まぁ、これは仕方ないことですよね。

子供と僕だけ、もしかしたら僕の妻だけなんてこともあるかもしれません。

家族のライフサイクルの中で、うまく続けていけるようにする事は大切ですね。

家族人数とテントの収納力はイコールではない

となるとテントのサイズって果たして家族の人数イコールなんでしょうかね、ということを考えても良いのかもしれないです。

うちは5人家族なんで5人テントか良いかなと考えていましたが、今三女が2歳、次女が6歳と大人サイズではないので4人用のテントでも良いかなと思い、SnowpeakのエントリーパックTTを購入しましたが、概ね予想通りで良かったと思います。

もし家族が成長して、5人でキャンプをしたいということになったとしたらその時はその時で5人用のテントを買えば良いだけだと思ってます。

夫婦の将来を加味する

これは僕の話だけかもしれませんが、できるならば将来は嫁さんと一緒の趣味でのんびり2人で過ごしたいなという思いがあります。

できるならば2人でキャンプをして楽しみたいので、嫁さんにもキャンプの良さを知ってもらって、今から教育していきたいと思ってます。

そのためにも今はキャンプ=旦那がいろいろしてくれてのんびりできる余暇、ってイメージを持ってもらいたいなと。

嫁さんの趣味と僕の趣味

そのためにもキャンプ嫌いになってもらいたくないから、夏のキャンプは避けてます。意図的に。

暑いし、虫が多い。秘書的なキャンプができるエリアは関西にはあまりないので、遠出をしないといけないからお金がかかる。こんなデメリットはあまり感じてもらいたくないというのが気持ちです。

目標は嫁さんにキャンプは趣味です、と言ってもらうことですね。これを言ってもらえたら僕の勝ちです。

ソロキャンプの可能性

あとはいつまでも残しておきたいソロキャンプの可能性。

Youtubeを見てると、かっこいいソロキャンパーはお年を召した方が多いように思います。

なんか余計なものを削ぎ落としたというか、どこか気恥ずかしさも残しつつ、楽しみつつと言った感じの映像が僕には刺さります。

ポイントは将来計画とギアの選別だと思う

長々と書いてきましたが、今回の記事で僕が言いたいのは、将来の家族計画に沿ったギアの選定が今後のキャンプにとても大事になってくるということです。

例えば、我が家はマンション暮らしです。家族が5人ですが3LDKですのでどうしても一時的に手狭になってしまう間取りです。

今はキャンプ道具_を入れるスペースはありますが、おそらく4年後くらいから15年くらいは僕のものや妻のものといった子供たち以外の者については、どんどんと家に置けなくなってくると思います。

つまり今後は、自身の趣味などに関するものはできるだけコンパクトにまとめる、余計なものは買わない、安いものは買わない(ただし値ごろなものは買う)といったことを守りながらやっていこうと思います。

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