SnowpeakのノクターンランタンのためにOD缶カバーをレザークラフトしたらめちゃうまくいった話

DIY

新型コロナウイルスのせいで3月ごろから5月まで全くNoCampな日々でした。

キャンプができないので、マンションのベランダでポップアップテントを張って中でご飯を食べてみたり、ホットプレートをだして焼肉をしたりもしてみましたが、なかなかしっくりきません。

と言うことでベランピングは諦めて、自宅でDIYをすることにしました。

と言うことで今回はSnowpeakのルミエールランタンで使用しているガス缶のOD缶専用のレザーカバーを自作しようと思います。

型紙ありきの話にはなりますが、めちゃくちゃ難しいものではなかったです。

ただ、僕はレザークラフトの基本がなっていないので、うまく作るにはまだまだ修行が足りないようでした。

作り方の大まかな流れ

今回のOD缶のカバーですが、ちょっと変わったことをしています。

まずでき姿を見てください。

ここでわかるのは、通常OD缶のカバーは、2つの部品から構成されているのですが、今回ボクが作ったOD缶のカバーは、円形の部品を2つ、側面の部分も2つに分けており、部品としては3つで構成されています。

理由は大したことはなく、このときの手持ちの革で円形のものや側面一枚分をいっぺんに切り取ることができなったので、半円のものを2つ使用したり、側面は2枚に分けうようなことをしました。

では作り方の大まかな流れです。

  1. 型紙を用意する
  2. 型紙を革に合わせて線をつける
  3. 革をカットする
  4. ヘリをカットする
  5. コバを磨く
  6. 糸を通すための穴を開ける
  7. 縫う

これだけ見ると大した手順ではないですね。

めんどくさい手順としては、6.の穴あけでしょうか。側面と円形の部分の穴は数をきちんと揃えておかないといけないというのがポイントではあります。

具体的に作ってみた

さて、それでは制作を手順を追って説明をしたいと思います。

型紙を用意する

型紙ですが、ネットでも結構アップされていますので、それを使用すれば良いと思います。

大体直径11cmで高さが9cmです。11cmが直径の外周が側面の幅になりますので、そのくらいのイメージ作って、後で微調整をしてもよいのではないでしょうか。

ちなみに僕はネットからダウンロードしました。あとはアウトドア雑誌famのfacebookページにgoogleドライブで型紙がアップされていますので、そちらを使っても良いかもしれません。

https://drive.google.com/file/d/0B29Gkc3RDUnZbTg3dlpxYTVDdzg/view?fbclid=IwAR2KpqYp1ASFYlwabycRCNunj5DJ5Da7CP6XvTwObcnOdVGQp2npYexyZVo

型紙を革に合わせて線をつける

この前の工程で、厚紙に印刷した型紙をトレースして、厚紙で型紙を作るという手もあるみたいですが、僕はちょっとめんどくさいのでコピー用紙を使って、そのまま革に形を書いていきます。

今回のOD缶レザーカバーもコピー紙を使用しました。

あと、革に型紙をトレースするのは100均のまるぎりをしています。100均のまるぎりってあるの?とお思いの方もいるかもしれませんが、あるんです。

確かにレザークラフトって道具がかっこいいですが、価格が高いのでどうしても集めるのが大変ですよね。なので、100均のものを使えば、うまくコストを抑えながら道具を集めることができます。

ヘリ落としをする

ヘリ落としというのはレザークラフト特有のことですね。

革の切り口の角を落として手触りを良くするというのがヘリ落としの役割です。

OD缶のカバーは手で持つものではありせんが、見た目の良さにもつながってくるので、すべての川のヘリは落としておきます。

トコノールを塗りスリッカーで磨く

革を部分はカットした跡がどうしても残ってしまいます。

カット跡が汚くならないように、紙やすりで荒く磨いてから、水をつけて磨いた上で、トコノールやトコフィニッシュを使用する人もいますし、その方法がとてもきれいな仕上がりになることはYoutubeを見たりするとよく分かるのですが、今回は水は使用せずに紙やすりで軽く磨いてからトコノールを使用して、スリッカーで磨きました。

スリッカーですが、レザークラフトショップで購入すると結構なお値段がするので、おすすめは、100均にあるツボ押し用の木があるのですが、それがスリッカーとして活用することができると思います。

実際僕は使用していますが、なかなかの使い勝手ですよ。

トコノールとトコフィニッシュの違いですが、僕はトコフィニッシュしか持っていませんのでなんとも言えないですね。

大好きなYoutubuでもトコノールを使用している人が多いように思います。

糸を通すための穴を開ける

革に穴を開けていきますが、最近は菱目打ちとゴムハンマーで開けるというスタイルから、3つ目や4つ目の菱目打ちで革に印をつけて、1つ目の菱目打ちを押し付けて穴を開けるというスタイルを取っています。

このスタイルを行うと、ゴムハンマーを使用することなく菱目の穴を開けることができます。時間は少しかかるかもしれませんが、きれいな穴を開けることができるので僕としては結構おすすめです。

ホントは菱ギリを買って使いたいのですが、菱ギリを買うお金ももったいないので、今は菱目打ちの1つ目を使用するようにしています。

縫う

最後は粛々と縫っていきます。

縫うときに気をつけることとしては、僕の場合は銀面側に針を通したあとは、先に通した糸よりも上側に糸を置くようにすることで、縫い目が安定します。

あとはあまり縫うスピードを急ぎすぎないことでしょうか。

OD缶の側面の革ですが、今回用意した革は側面を覆うだけのサイズが無かったので、2つの部品に分けました。その分縫う量が増えてしまいましたが、出来上がりのイメージは良くなりました。

側面が出来上がったら上部を合わせていきます。

上部を合わせたら粛々と縫っていきますが、このときはクロスで縫っていくようにします。これをクロスステッチと言います。

特にポイントというのはありませんが、穴をあける時に、側面の革と上部の革で穴の数を合わせておかないと穴が余ってしまう(足らなくなってしまう)ことがあります。これだと失敗してしまうので、キチンと穴の数を合わせるようにしましょう。

出来上がりはいい感じ

うまく完成しました。

ヌメ革は使っていくと飴色に変わっていくといいますが、かなりの期間使用をしていないと色は変わっていかないので、じっくり使っていきながら、色の変化を楽しいでいこうと思います。

もともとの目的であったSnowpeakのノクターンにくっつけてみましたが、いいですね。ヌメ革のシンプルな色合いとノクターンがうまくマッチしています。

自宅のベランダで試してみましたが、雰囲気出まくりですね。もともとSnowpeakのOD缶を使用していたので、シンプルな色を使っていたのですが、カバーを使用したことでより雰囲気が増したように思います。

たくさん作ってラクマに出店したい

レザークラフトがうまくなりたいなという気持ちから、ちょっと頑張ってOD缶カバーを量産してみようと思っています。

せっかく作ったものなので、メルカリやラクマといったフリマアプリに出店しようとも思っています。

また出店しましtらこのブログでもご紹介をしたいと思います。もし気に入っていっただけましたら購入をお願いします。

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