今回の記事は特定のキャンプ場について何か非難をするわけではなく、今後のキャンプ場設営に関する考え方というか、あり方なんかを素人がつらつらと書く記事になります。
内容については気を付けて書こうとは思いますが、表現上気になるところがありましたら、お気軽にコメントなどをお願いします。
北欧キャンプ場はよいんだけど
先日小学校三年生と保育園年中組の娘2人と僕の3人でキャンプに行きました。
いったのは、滋賀県信楽町にある信楽キャンプ北欧ハウスです。
このキャンプ場の売りとしては、まるでホテルのような管理棟。風呂が併設していて、建物の中にトイレがあるので虫が入ってこないので、キャンプ場のトイレとしては異例のきれいさ。風呂もキャンプ場のキャパシティーにしては大きな風呂でまぁまぁ快適に入ることができます。
休憩スペースがあったり、キッズルームがあったりと設備としてはとてもよいのではないかと思いました。
高規格キャンプ場≠ホテルライクなキャンプ場
ただ、このキャンプ場を高規格キャンプ場と言ってしまうとちょっと語弊があるような気がします。
僕としては、このキャンプ場は高規格キャンプ場ではなくて、ホテルライクなキャンプ場と言った方がいいのかもしれません。
そう考える理由はこちらになります。
- キャンプ場としては普通
- お金をかけるところと、おさえるところのポイントがちぐはぐ
- キャンプが好きな人、キャンプ経験者が設計したようなキャンプ場ではない気がする
正直言うとキャンプ場としては普通です。区画サイトとしては10m×10mできちんと広いです。どのサイトも同じくらいのサイズですので、サイトによって不公平な感じは持ちませんでした。
サイトの車を横付けできますし、キャンプ場内の車の移動も特に問題はないです。
ただキャンプ場としての特徴は正直これくらいです。ほかに特色はないと言っても過言ではないです。
確かに付帯的な設備は素晴らしいです。できてまだ間もないキャンプ場ですから設備が新しいです。掃除も行き届いています。でもキャンプをするために必要な設備や施設のことを考えると高規格キャンプ場ではなくて普通のキャンプ場と言わざるを得ないように思います。
炊事場とサイト
今回は炊事場とテントサイトについての話をしたいと思います。高規格キャンプ場の定義をしないままにこの手の話をすると主観的な意見になってしまいがちではありますが、それを承知で話をします。
炊事場はお湯が出たほうがいい
僕が考える高規格キャンプ場というのはお湯が出るキャンプ場です。
また井戸水ではなくて上水です。
また洗い物をする場所と洗物をした後のものを置く場所を分けておきたい。その場所を確保してほしいです。
炊事場についてあまり考慮されていない作りのように思いました。本当にキャンプをする人がこの場所を設計されたのかなというのが感想です。
サイトが砂地って
海辺や湖のサイトであれば砂地のサイトってあると思いますし、そんなに気にならないのですが、高規格キャンプ場で砂地のサイトというのは正直びっくりです。
水はけがいいとは言えないです。まだサイトの工事が完了していないようにも思います。砂利サイトではないので水はけがいいわけではない。芝ではないから照り返しがきつい。歩くと砂埃が立ち、サンダルに砂が入ってその足で管理棟に入るから管理棟が砂まみれ。その砂を掃除するためにスタッフを用意しないといけないので人件費がかかる。
なんかそんな悪循環をまねているように思えてないりません。
どんなキャンプ場がいいのかなんて人によりけり
つらつらと書いてきましたが、当たり前の話は人によって良いキャンプ場というのは全く違います。
でも高規格キャンプ場というのには定義とまではいかないにしても、条件はあると思っています。それはキャンプでの不便を便利にしてくれる機能が備わっていることではないでしょうか。
そういった意味では、僕個人としては北欧ハウスは高規格キャンプ場とはちょっと言えないのではないかなと思います。
こういったキャンプ場が今後は増えるのかな
僕はあえて今回お世話になった、北欧ハウスは高規格キャンプ場ではなくて、ホテルライクなキャンプ場と言いました。
グランピングが流行り、キャンプというもの対してラグジュアリーという要素が入っている中で、ホテルライクなキャンプ場が生み出されていくんだろうなとは思うのですが、キャンパーにとっての高規格というキャンプ場はあまりできなくなってくるのではないかなと思っています。
キャンプが社会的に認知されるようになると、一般のレジャーとしてキャンプが行われるようになるでしょうし、そうなると必要な設備や施設というのは昔からいるキャンパーに寄せるよりも、大多数である今のキャンパーに合わせると思われます。
そうなると、よりホテルライクなキャンプ場になるのかなと思います。
とはいっても、キャンプがはやる、社会的に認められるのはいいことですので、キャンプがいち主要なレジャーとして浸透してくれるのが一番いいですね。
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